ふわふわといったりきたり

60代無職おひとりさま女性のひとりごと

チョコレートの思い出

えりこ

何日ぶりかで電車に乗って出かけました。たった3駅先ですから同じ市内。

用事といってもほとんど座っているうちに終わるものでしたが、もう疲れるのなんのって。

待っている間に意識が遠くなりそうでした。

つまり体力がおそろしく低下しているのです。まずい。

先日の寝たり起きたりの日々からの回復が遅い。

歳だから仕方ないけど、それにしても弱くなったな。もともと弱いけど、加齢がここまで影響するとは……。歳とってみないとわからないものです。



さて今日はホワイトデー。

昨日用事を済ませた帰りにお菓子の売場をのぞいていると平日昼間にしてはかなりの混雑。

ホワイトデーのお買い物なのかクッキーの缶やチョコの袋を大量に注文している人もいました。それとも差し入れかな。

私もお菓子を買いたかったけど、どうもくらくらするのと人の多さに負けて撤退しました。

あれこれ一度に用事は済ませたいけど、今は体力残しておく方を選ばなくてはなりません。



バレンタインデーの頃は寒いしだるいし調子が悪いのでゆっくりチョコを見ることもなかったけれど、友人が送ってくれたみかんのお礼として送るチョコを買ったのでそれで満足しましたわ。

日本の菓子メーカーのを色々と詰め合わせ。
冬季限定とか書いてあるとついつい買ってしまいました。楽しい。
限定品など買わないのでこんなにたくさんあるなんて知らなかった。



バレンタインのチョコ。

大昔は職場で配ってました。
ここでいう大昔とは40年ほど前だから、まだまだそういう文化は盛んだった。
買い込んだチョコをせっせと袋詰めしたり、カード書いたりと忙しかった。

あれは遊びみたいなものだったから私は結構楽しかったような記憶があるけど、現代のお嬢さん達はやりたくないでしょうね。



バレンタインでーの頃チョコの特集を見てると自分用に何万円も買うとか言ってるお嬢さん達が多いのですごいなと思ってしまいました。
楽しい消費だからいいですね。
有名ショコラティエの限定品などをあれこれ買ってたこともありましたが(もちろん自分用)、いつの間にやらそういうこともしなくなりました。もう興味もない。これも老化ですね。



そんな味覚も興味も薄れゆく私がチョコレートというと懐かしく思い出すのは50年以上前のほんの子どもの頃によく食べていたバンホーテンの板チョコです。

確か3種類あってキャラメルフレーバーのチョコがお気に入りでした。
いつの間にか店頭から消えてしまったのですが、あれは輸入品だったのか日本のどこかのメーカーが作ったものだったのか、そのあたりがよくわかりません。
銀紙にくるまれ、その上から紙の包装がかかっていた、シンプルなものでした。
包み紙をとっておけばよかったと本当に悔やまれます。

今だったらいろいろ調べられますからね。

あのキャラメルフレーバーの赤い包み紙。

もう細部は思い出せないし、ロゴすら記憶の彼方に溶けて浮かんできません。



チョコレートというともう一つ思い出があります。

ミスタードーナツのチョコレートドリンク。

初めて飲んだとき、その甘さにびっくりしました。

先日朝ぼーっとテレビを見ていたら、ミスタードーナツが創業して今年で55周年というのをやっていました。

確かにミスタードーナツが近所に出来たのは小学生の時でした。

そうか……あれから55年か……。


そのミスタードーナツでドーナツと一緒にチョコレートドリンクを注文するというのはいかにも甘いもの好きの小学生の選択というところです。

しかしチョコレートドリンクの強烈な甘さの思い出だけが強く残っていて、肝心のドーナツの味のことがさっぱり思い出せません。

一緒に何を食べたのかな。


チョコレートドリンクの甘さが気に入った私は再現すべくココアに大量に砂糖を投入したり、板チョコを溶かして入れたりといろいろやってみたのですが、どうもうまくいきませんでした。ガツンとくる甘さにならない。

あれは業務用のなせる技なのか、それともなにかヤバイものが使われていたのか。

私が子どもの頃、人口甘味料のチクロが使用禁止になったのですが、これはミスタードーナツが出来る前のこと思うし……。


そのミスタードーナツも久しく食べていません。

徒歩数分のところにお店はあるのに、いつも素通り。

それよりドーナツを食べるとしたら不二家のドーナツを食べたい。

子どもの頃よく食べたもっちりとして、砂糖のかかっただけのただの茶色いドーナツ。

けれど買いたくても不二家の店舗はこの近辺からはなくなってしまいました。

最近不二家のドーナツ専門店というのができているけど、そこにあのドーナツはあるのかな。

あったとしていざ食べても「何か違う……」と言っちゃいそうですね。

思い出だけにすがって今を切り捨てる。年寄りだな。ま、本当のことだから仕方ない。

しかも今は体力気力がどん底。

新しい味を試す状態には無いのです。

おとなしく慣れ親しんだものを食べて回復につとめます。